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Gia文の登場人物だったりあらすじだったりがまとまってます。

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⑭ヨウジョと彼女と暴風の主
さささ
ぶつかりに来た【清書】を傷を負いながらも退け、仙台のどこかで自身が起こした〝暴風〟の中に篭っている。
しかし、戦意と憎悪に溢れている。
【さや】の言葉にキレ、〝暴風〟を向けるも相殺され、落ち着かせようと向かってきた【はすか】を返り討ちにしようとするも捕縛される。
その後、【さや】が差し出した手を取ろうとして頬を平手打ちされるなど散々である(しかし、自業自得っぽい)
己が見せた弱さ、今までの子供じみた行為に自身へ滲み出た怒りを飲み下し、立ち上がった。
そして「【風歌】の元へ連れていけ」と【さや】の手を取った。


さや
〈冥王〉の巫覡(フゲキ)であるヨウジョ。
【社長】に仙台の近くまで、〝運んで〟もらった後、「護衛屋」の【はすか】と合流する。
仙台に近づくにつれて多くなる飛来物から【はすか】に守ってもらいながら、〝暴風〟の中心にいる【さささ】の元へ向かう。
【さささ】の悲痛な叫びと共に襲い掛かってくる〝暴風〟を〝声〟で相殺する。
【はすか】に捕縛され、座り込む【さささ】の前に仁王立ちし、「【風歌】を助けたいんだろう?」と手を差し伸べる。
おずおずと手を伸ばした【さささ】の手を掴まずに、「泣く子のお守りなんて御免だ」と言い頬を平手打ちする。


はすか
「運送屋」である【社長】から【さや】の警護を引き継いだ「護衛屋」の獣頭人躯の女性。
すらりとした狩猟犬を思わせる姿で、金とも銀とも白ともつかない美しい体毛を持つ。
科のおはとても稀有な存在である。
何故なら超常に目覚めた、ある【少女】が無意識駅に作り出した【少女】が無意識的に作り出した「美しい存在」が【はすか】だった。
超常で生み出された〝影〟とは違い、一つの命として超常により生み出され、超常を得た自立した生命種なのだ。
【さや】が何故仙台へ行くのか、気にはなったが依頼者の内面に踏み込むのはタブーでスマートではない。
何よりも彼女は「美しくないやり方」が嫌いなのだ。
仙台に近づくにつれて温い風が強くなり、アルミバケツや一斗缶、マネキンなどの飛来物から【さや】を守りながら〝暴風〟の中心へ向かった。
戦意と憎悪で正気を失った【さささ】との戦闘において、自身のスピードで〝暴風〟を掻い潜り、〝糸〟のようなもの(魔狼すら縫い止める特別製)で【さささ】を拘束出来る程度には戦闘慣れしている。

⑬エビ・クロームVSハサ
エビ・クローム
「速さとは力、力とは強さ、強さとは何か」
【ハサ】との遭遇戦中に、【ハサ】から感じるのはいつかの自分と同じ声である気がした。
―――ここでは多くは語らないがそれはまたいずれ―――
強いからこそ、自分が求めている答えには行きつけない。
自身は見つけた。
しかし、その答えは自身で見つけないと意味がない、自分はそれを一緒に探すことはできる。
続きの言葉を紡ごうとしたとき、自身の超常〝正義〟が街にいる力無き者の悲鳴を察知したため、戦闘から嵐のように去っていった。


ハサ
【エビ・クローム】と戦いながら考える。
「強さとは無感情、無感情とは冷厳、冷厳とは死」
強くなればなるほど、死に近づくのは何故か。
【エビ・クローム】ならその答えをしっているのではなかろうか。
しかし、戦闘中に【エビ・クローム】は
「その意味は己のみが識る!己のみで手に入れなければならぬ!」
と【赤毛】とは正反対の厳しい言葉をかけ、嵐のように去っていった。
彼はそれを追いかけようとせず、行く当てはないが今はただ答えを求めて歩いて行きたい。

⑫とある作劇家と超常遣いのやりとり
Erain
≪獣王計画≫で住地を失った北方の超常遣い。
【ガルメ】に「≪獣王計画≫を止めたいんじゃないのか?」と声をかけられた。
≪獣王計画≫により仮死冬眠状態にある家族を助けるために、≪魔王災害≫の再開に手を貸すことを決める。
【ガルメ】が彼に提示したのは、彼の超常を【花音】に向けて打つことだけだった。

ガルメ
【赤毛】陣営の一人。
自身の超常で〝作劇〟する舞台に演者(駒)として必要だと【Erain】に声をかけた。
【花音】に【Erain】の超常を打つことを条件に、北方の地で進んでいた≪獣王計画≫を止めることを提案した。

⑪仙台超常遣いのたまり場
いえろー
今は亡き青年。
親しい面子からは「おかーさん」と呼ばれていた。

こかげ
【ミヤマコ】とのやり取りの後、チームのたまり場で独り言を吐いていたら、今は亡き青年【いえろー】の声が聞こえ、その声と会話していた。
頼られるのは嫌いではないが、それが原因で束縛されるも嫌と、何とも悩ましいことを思っていた。
【いえろー】らしき声のおかげで踏ん切りがついたようだ。
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